Work&People Interview

低コスト・高品質を両立し
より良い車づくりに貢献。

調達
社員インタビュー写真
調達室 部品グループ 文学部 英文学科 M.O.

トヨタバッテリーで
働く魅力を教えてください!

就職活動では、人とのつながりを大事にする企業かどうかを軸の一つにしていました。インターンシップで、トヨタバッテリーには人とのつながりを大事にする企業風土があると実感しましたが、実際に入社して働いていてもその実感にギャップはありません。トヨタバッテリーには現場部門や管理部門などさまざまな部門があり、働く場所も工場や本館など多岐にわたります。そうした中でも、現場部門、管理部門を問わずスムーズに意思疎通ができる仕組みが整っています。社員同士が気兼ねなくコミュニケーションを取りながら連携できる風土が根付いているところは、トヨタバッテリーの大きな魅力の一つだと感じています。

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Question 01

入社のきっかけを教えてください。

留学時に
自動車産業の
貢献度の高さを知りました。

大学時代にイギリスへ留学した際、中南米の方との会話から、自動車やモビリティが発展途上国の生活インフラや社会構築に重要な役割を果たしていることを知りました。この経験を通して、自動車産業は国境を越えて社会貢献できる仕事だと感じたことが、この業界を志したきっかけです。
数社のインターンシップに参加する中で、トヨタバッテリーは社員同士の距離が近く、先輩方も真摯に質問に答えてくださいました。こうした人とのつながりを大切にする企業文化に魅力を感じたこと、そして車載用電池でトップシェアを持つトヨタバッテリーなら、長く社会貢献していけると感じ入社を決めました。

Question 02

現在のお仕事の面白さ、
やりがいは?

コスト低減と品質向上の両立に
やりがいを感じます。

電池の構成部材の調達や仕入先さまとの価格交渉、供給リスクの管理などに携わっています。新車種立ち上げや部品の設計変更など、プロジェクトごとに決められたスケジュールの中で仕入先さまと調整を重ねながら、いかにローコストで納期通りに部品を納入するかがミッションです。
業務に取り組む中で、私たちは常に部材の原価低減を図っています。その実現には、まず仕入先さまと協力し、原価交渉を通してコスト面の負荷軽減を図ることが不可欠です。市場に出回る製品である以上、品質面に配慮することも欠かせません。仕入先さまとの相互協力によって、原価低減と品質向上を両立させ、より良い車づくりに貢献できることに大きなやりがいを感じています。

Question 03

これまでで最も「誇れる」仕事とは?

仕入先さま廃業で生じた
供給リスクを回避したことです。

二次仕入先さまのメーカーが廃業した際、関係部署や一次仕入先さまと連携し、最適な代替メーカーの採用によって供給リスクを回避できたことが、強く印象に残っています。当初は廃業という事態に途方に暮れましたが、仕入先さま任せにするのではなく、こちらからも代替メーカーを提案することで状況の打開に努めました。
納期、加工法、設計変更など、さまざまな要素が絡み合い、困難な状況が続きました。しかし、仕入先さまと互いの事情を理解し、根気強く調整を進めた結果、スケジュール通りに部品を納入することに成功。仕入先さまと密に連携し、互いに案を出し合いながら提案を積み重ねていったことが、供給リスクを回避できた大きなポイントだったと感じています。

Question 04

今後、どんな可能性に
挑みたいですか?

企画グループで
調達部門の
効率化に挑みたいです。

まだ経験したことのないバイヤー業務を経験し、その中で知識やスキルをしっかりと身に付け、いずれはそうした知見を生かして組織全体に貢献できるフィールドで活躍したいと考えています。具体的には、法令遵守やリスク管理の統括、調達業務のルール整備といった、企画グループの業務に挑戦したいです。企画グループは、部内の業務プロセス改善や効率化を推進し、組織全体の成長に貢献するという重要な役割を担っています。まずはバイヤーとして調達業務全体を幅広い視野で捉え、その中で直面した課題や問題点を抽出して解決につなげながら、スキルを磨いていきたいと考えています。

未来への宿題

  • 電池の進化で、叶えたい未来は?

    環境負荷の軽減による
    持続可能な社会の実現

    役職やジェンダーなどに関係なく、従業員一人ひとりがSDGsの各項目を深く理解して主体的に行動することで、地球全体の環境負荷を軽減し、持続可能な社会を実現する。そんな未来が叶えられればと考えています。環境保護という共通の目標に向かって、それぞれが課題意識を持ち、創造的な解決策を生み出すことができれば、より良い未来が創造できるはずです。

  • そのためにトヨタバッテリーが
    解決すべき宿題は?

    常日頃から環境問題に関心を持ち
    意識的に行動する

    日々の業務に追われる中で、SDGsのような広範な視点を持ち、課題を見つけることは簡単なことではありません。しかし、たとえ小さな一歩でも、一人ひとりが意識的に行動し、持続可能な取り組みを継続していくことが重要です。その積み重ねが、より良い未来につながると信じています。