AIの活用で
車載バッテリー事業に
新風を吹き込む。




トヨタバッテリーで
働く魅力を教えてください!
自分のアイデアを形にしたり、新しい技術に挑戦するなど、チャレンジを後押ししてくれる社風が一番の魅力です。会社の規模や利益も大きいため、エビデンスを示せば新規事業の立ち上げや、最新設備の導入など、大きな投資にも応じてもらえます。積極的に新しいことにチャレンジしたいという方には、非常にやりがいのある会社です。
勤務地が宮城という点については、他の拠点とリモートで難なく連携が可能なため、仕事がしづらいと感じることはありません。むしろ、私は自然豊かな場所での生活が好きなので、通勤途中に桜並木や紅葉、雪化粧に彩られた山々など、四季の移り変わりを感じられる点に魅力を感じています。



入社のきっかけを教えてください。



事業の将来性と
挑戦しやすい社風に
惹かれました。
前職では半導体業界で製品や工程の設計を担当していました。半導体業界は景気の波が激しいため、将来性を見据え、転職を決意。これからは電気自動車が普及すると予測し、車載用バッテリーを手がける企業を調査する中で、トヨタバッテリーを知りました。同業他社と比べてチャレンジしやすい社風に魅力を感じたことが、入社を決めた主な理由です。入社後、宮城工場のME1グループに配属され、ビッグデータ解析やDX推進を担当。入社当時はデータ活用が進んでいなかったため、前職で培ったデータ活用のスキルを生かして積極的に提案を行い、社内への導入を推進しました。
現在のお仕事の面白さ、
やりがいは?
生産性の向上や、
部下の成長がやりがいです。
DXやロボットを活用し、生産現場の技術革新を推進しています。その一つが、予兆管理システムの導入です。これは、生産ラインのトラブル発生を事前に察知するシステムであり、このシステムにより、突発的なライン停止を防ぎ、生産性向上に貢献しています。課題解決については、自らデータを分析して改善を提案するだけでなく、現場からの依頼にも対応。現場の意見を直接聞き、業務の効率向上と従業員満足度の向上を目指しています。
マネジメントにおいては、部下が成長し、新しいことに挑戦できるようになることがやりがいです。デジタル技術の活用は重要ですが、それを生かすのは人です。人の成長をサポートすることで、デジタル技術の進化を加速させられると考えています。


これまでで最も「誇れる」仕事とは?
協働ロボットの導入を
実現したことが誇りです。
2019年に、人と協働できるロボット検査機の構想設計から導入を担当したことです。従来のロボットは、安全のためにフェンスで囲って稼働させるのが主流でした。しかし、この協働ロボットは人と一緒の空間で作業できます。
今でこそ、レストランでロボットが配膳するなど、人とロボットの協働は珍しくありません。しかし2019年当時、製造現場に導入することは非常にチャレンジングな試みだったのです。
作業スペースの確保や、人間とは異なるロボットの動作をどう調整するかなど、課題は山積みでした。毎日トライアンドエラーを繰り返し、プロジェクトの始動から完了までに要した期間は約2年。それだけに、ロボットが想定どおりに稼働したときの感動は、今でも忘れられません。
今後、どんな可能性に
挑みたいですか?
DXグループを
世界のDX先端企業にも
負けない組織にしたいです。
AIを使った取り組みがスタンダードになるよう、引き続きチャレンジを続けていきます。近年話題の自然言語を理解する生成AIなども積極的に活用しながら、社内のさまざまな業務を効率化できるシステムをコンスタントにリリースすることが目標です。また、今まで人が目視で確認していたことをAIで画像解析するといった取り組みも進めていきたいと考えています。こうした画期的な取り組みを継続し、成果を出し続けることで、DXで世界と戦っていける組織を目指します。


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電池の進化で、叶えたい未来は?
技術革新で
これまでの電池製造の常識を覆す電池の技術革新を促進し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。特にAIを使った技術革新に注目しており、例えば、将来的にはAIによって新しい電池の設計や、設備の動作・パラメーター・条件設定などを自動で最適化できるようにしたいと考えています。これにより、性能の安定や不良品の削減など、さまざまなメリットが期待できます。
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そのためにトヨタバッテリーが
解決すべき宿題は?成功体験に固執せず、
常に新しいことにチャレンジする新しいチャレンジに対して躊躇しないことが大切だと考えています。長年にわたって築いてきた方法でスムーズに事が運んでいると、無意識のうちに「うまくいっていることを変えたくない」という変化への抵抗感が生じてしまいがちです。そうした抵抗感にとらわれない、「新しいことへのチャレンジが当たり前」という風土を作っていきたいと考えています。






